クレジットやローンの借金返済、多重債務の解決は公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会にご相談ください。

JCCO 日本クレジットカウンセリング協会

立ち直りに向けたカウンセリング

20歳代後半の独身男性、年金生活の両親と同居。月収は20万円余りだが月々の返済額が10万円を超え、新たな借入れもできなくなっていた。借金の原因は、パチンコなどのギャンブルで、依存気味なのを心配した父親が消費生活センターに相談、協会を紹介された。

債務残額は、貸金等の業者6社3百万円、友人・親戚などから約3百万円、合計で6百万円に上った。一緒に来所した父親が相談者の債務整理に非常に熱心なこともあり、月8万円の返済原資の積み立てを条件に介入した。

相談者の将来が心配な両親が家計を握り、小遣い6万円での生活を徹底させるなど親の協力もあって早々と返済原資が貯まったため、業者6社とは約4カ月で分割和解することができた。また、友人や親戚などへも少額ずつでの返済で了解を得て、返済が始まっている。

全社との和解が成立後のこと、父親から、息子のギャンブル依存がまだ続いているのでは、という連絡があり、相談者、父親、協会のカウンセラーで面談を行うこととした。協会からはギャンブル依存自助グループや専門病院などを紹介するなど、立ち直りが順調に進むよう、定期的にカウンセリングを継続している。

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