クレジットやローンの借金返済、多重債務の解決は公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会にご相談ください。

JCCO 日本クレジットカウンセリング協会

自立を目指して働きたい

20歳代半ばの独身男性で1人暮らし。6年前から消費者金融2社から借入れ始めた。3年前、薬物使用で逮捕され、そのまま施設に入所したという。入所時、1社は完済しており、もう1社には施設に入所することを連絡したが、支払っておらず、請求もされていないという。

このケースでは、生活保護費受給中でもあり、破産するか、あるいは時効の援用時期まで何もせず待つことも考えられた。しかし何度か来所や電話で本人がどうしたいのか考えてもらう中で、弁護士の薦めもあり、相談者は「自立を目指して働きたい。自分が働いた収入で支払っていきたい。」と希望するようになった。

その後、「建築関係の会社に就職が決まった。」と連絡があったため、協会が介入することとし、収入の安定するのを待って和解にこぎつけた。相談開始から約1年が経過していたが、引き直し計算後の60万円余りの分割返済を始めている。

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