JCCO 日本クレジットカウンセリング協会

こんな勧誘にご注意

ヤミ金業者などによる甘い誘い文句

広告、チラシやダイレクトメールで、例えば「絶対貸します」「今日必要な方、即時融資!」「問題解決!まとめ一本化」などの甘い誘い文句を目にしたり、電話で「自宅を担保に借入れを一本化しませんか」などと誘ってきたりしますが、うまい話の裏には悪質な手口が潜み、信用できないことが多いです。かえって深刻な事態に陥ってしまうので、このような金融業者(整理屋)に依頼することは絶対に止めましょう。
債務の一本化は、一本化によって、より金利負担が軽くなるように行わなければなりません。しかし、実際にはかえって金利負担が重くなる結果となり、事態を悪化させてしまう危険性があることに留意してください。

悪質な業者の例

[登録詐称業者]
広告の登録番号の表示に架空の登録番号や他の貸金業者の登録番号を使用するなどして偽登録業者を装う。
[090金融]
勧誘のチラシに携帯電話の番号と業者名しか書かず、正体を明かさないまま、違法な高金利で小口の融資を行う。
[押し貸し]
契約もしていないのに勝手に銀行口座に現金を振り込み、法外な高金の利息などを請求する。
[紹介屋]
あたかも低金利で融資するように思わせ、「あなたの信用状態はよくない。うちでは貸せないのでほかの店を紹介する」などと言って、他の店で借りるように指示し、借入金額の一部を紹介料としてだまし取る。
[整理屋]
「あなたの債務を整理・解決します」などと広告し、多重債務者から「整理手付金」といった名目で現金などを預かり、整理をしないでだまし取る。
[買取り屋]
融資の条件として、クレジットカードで商品を次々と買わせ、それらを安く買い取るか、またはさらに高利で融資する。申込者には、業者への借金の他にクレジット会社への債務が残る。
[偽装質屋]
質屋の上限金利、年109.5%を悪用して、お年寄りに安物の時計などを質入させ、かわりに高利で貸し付ける手法。年金を担保にして小口の貸し借りを繰り返えし、借りている感覚を麻痺させる。
[クレジット枠の現金化]
クレジットカードでほとんど価値の無い物を購入させ、代金の何割かをキャッシュバックするなどという手口の商売。クレジット会社に対する借金は残り、結局負債が増えることになってしまう。